簿記用電卓のおすすめ!Canon HS-1220TUGのレビュー
2016/06/08
Canon HS-1220TUGは、私がサラリーマンをしながら簿記2級に独学で一発合格した時に使用していた電卓です。
多くの簿記受験者の方がこの電卓をおすすめしていますが、実際に私も使用してみてその使いやすさを実感しました。
今回は、簿記受験者にはなくてはならない電卓の中でおすすめなCanon HS-1220TUGのレビューをしていきます。
Canon HS-1220TUGのメリット
見やすい液晶
Canon HS-1220TUGを手に取って最初に受ける印象は、とにかく液晶画面が大きいという事です。
サブ電卓として使用していたSHARPのEL-134Hの液晶部分と比べても、1.2~1.3倍ほど数字が大きく見えます。
この大きさであれば、数字を見誤ったりする可能性は低くなります。
簿記試験本番では、緊張と焦りのあまり電卓の数字を解答用紙に書き写す際のミスというのも発生しやすいので、試験対策としても有効です。
打ちやすいキー構造
次に注目すべき点は、Canon HS-1220TUGのキーと指の絶妙なフィット感です。
人間工学に基づいたキー構造で、フラットキー、凹型傾斜キー、凸型ラウンドキーという3種類のキーが配置されています。
キーの端を叩いても垂直に押下されるので、ブラインドタッチ初心者でも正確な入力が期待できます。
この構造によって抜群の安定感を誇り、入力ミスを防ぐとともに素早いキー入力が実現できます。
早打ちにも対応しており、2キーロールオーバー機能搭載で、まるでパソコンのキーボードを叩いているかのような心地良い打鍵感を得られます。
日本人向けの「万」「千」キー
Canon HS-1220TUGには、日本人が慣れ親しんでいる「万」「千」というキーが配置されています。
このキーを活用する事で、「0」を打ち込むよりも早くキー入力の時間を短縮できます。
従来の3桁位取り表示もできますので、自分の打ちやすいやり方をチョイスできるのもいいですね。
コストパフォーマンス
やはり最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスではないでしょうか。
一般的な高性能電卓の相場が5000円~10000円という中で、1000円台で見劣りしない機能の電卓が手に入るというのが、Canon
HS-1220TUGがロングセラー商品であり続ける所以なのではないでしょうか。
Canon HS-1220TUGのデメリット
サイレント機能がない
サイレント機能は、ほとんどの高性能電卓には搭載されているのですが、Canon HS-1220TUGにはないのが難点です。
試験本番では、周りが一斉に電卓を打っているので打鍵音の大小はさほど関係ありません。
しかし、試験勉強を図書館やカフェなど、第三者がいる静かな空間で行う場合は、電卓の早打ちの音が気になってしまう事もあるかと思います。
そんな時の対処法として、電卓の下にハンカチや布製品をクッション代わりに敷くと、打鍵音が吸収されるのでおすすめな方法です。
手の小さい人は打ちにくい
原寸大のサイズ比較。
左:Canon HS-1220TUG 130x37.5x179.5mm(幅×高さ×奥行)
右:SHARP EL-134H 100x15x150mm(幅×高さ×奥行)
電卓はただ大きければ良いというわけではありません。
一般的に手の小さな女性がCanon HS-1220TUGを使うと、手の幅や指の置く位置が通常の電卓よりも若干ずれるので、扱いづらいという意見もあります。
したがって、自分がいつも使い慣れている電卓があるという人は、そのままでもいいのかもしれません。
ちなみに、液晶部分は固定型となっていますので、裏返しにするとこんな感じになります。
まとめ
今回は、簿記検定におすすめの電卓Canon HS-1220TUGのレビューをしてきました。
やはりどんな電卓でも、メリット・デメリットは必ず存在します。
Canon HS-1220TUGについては、他の簿記検定合格者も多くおすすめしていますので、ほぼ間違いないと受け取って頂いていいかと思います。
これから始まる簿記ライフにはなくてはならない存在となる電卓。
簿記初心者の方にはきっと心強い相棒となってくれる事でしょう。