簿記2級を独学で初心者のサラリーマンが一発合格した体験記

簿記2級の独学方法(勉強時間やテキストの選び方)を伝授します!

簿記2級が理解できずに挫折しそうな人が読むべき7つの解決法

      2017/03/06

簿記2級 理解できない 挫折

簿記2級の独学者で、気合いを入れて始めたのはいいものの、なかなか理解できないという人は少なくはありません。

折角地道に勉強に励んできたのに、結果不合格だと一気に挫折感も膨れ上がってしまいます。

今回の記事では、簿記2級の独学に挫折しそうな人や既に挫折している人に改めてお伝えしたい7つの解決方法をお伝えします。

 

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簿記の独学に向いている人

まずは、自分が簿記の独学に適正があるのかどうかをはっきりさせる必要があります。

実際に簿記2級に独学で一発合格した私が感じた「簿記の独学に向いている人」の条件を挙げてみましたので、正直に自己診断してみましょう。

 

自分なりのモチベーションアップ方法を知っている

簿記の独学は自分との戦いです。

長い受験期間中に必ずモチベーションが低下する時期が訪れます。

そんな時に、自分なりのモチベーションアップ方法があると独学合格への道は近づきます。

 

一つの事を突き詰めるのが好き

一つの物事に対して「なぜ?」「どうして?」が多い人ほど研究熱心であったりしますよね。

簿記の独学についても同じで、「なぜこういう仕訳方法になるのか?」を突き詰められる人は、必然的に独学をマスターしてしまうのです。

 

本を読むのが好き

小さい頃から本を読むことに慣れ親しんでいる人は、自然と学習能力や理解力が高まっていく傾向にあります。

私は子供の頃、活字を見ても頭が痛くなるだけだったので、読書を遠避けていました。

しかし、大人になり社会に出てから、自分の理解力のなさや知識の乏しさに気付き、少しずつ本を読むようになりました。

簿記の問題文では、数多くの専門語句が入り混じり、ややこしい言い回しなどでも表現されますので、独学においてスムーズに文章を読み解く力は必須になってきます。

 

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毎日の勉強時間を確保できる

これは物理的な問題となってしまいますが、簿記2級を独学で合格したいのであれば、最低限の勉強時間の確保が必要です。

例えば、土日に集中して10時間勉強する人と平日1時間の勉強を継続する人とでは、どちらが身になる勉強方法となるでしょうか?

答えは後者です。

学習において重要なのは、毎日少しずつでも反復していく方が、一気にまとめて学習する一夜漬けタイプの人よりも記憶の定着に繋がっているのです。

「ウサギと亀」の昔話を思い出してください。

最終的にゴールできたのは、地味にコツコツと反復運動を継続していた方でしたよね?

 

数字を眺めるのが好き

言わずもがな簿記というのは、どんな勘定項目でいくらお金の動きがあったのかを表現するものです。

その大半が数字を使った計算となりますので、もともと数字を眺めるのが好きな人は嫌悪感を感じることなく簿記の学習に取り組めるはずです。

「お金が好き」というのもこの部類に該当しますね。

 

どんなことでも分析する癖がある

どんなことでも分析・マーケティングできてしまう人は、物事の本質を捉えやすい人だと言えます。

簿記2級の合格が将来への通過点だということであれば、過去の傾向と対策を抑えて、出題範囲を予想しつつシンプルに70点以上取るためだけの勉強法方を愚直に選ぶのが合理的だと気付くはすです。

 

物事をちゃんと順序だてて説明できる

仮にあなたがベテランのアルバイト従業員で、新人のバイト君に仕事を教えるときにはどういう説明の仕方をするでしょうか?

物事には、結果へ導くためのプロセスであったり、原因、要素が存在しています。

そういった相対関係を順序だてて説明できる、つまり理論的にアウトプットできる人は、独学においてもいかにして問題解決へと向かわせていくかを心得ているものです。

物事を教えられる人よりも、教える人がいかにその分野を勉強して熟知しているのかということが分かるはずです。

要は簿記問題の出題側に立った視点を持つことができれば、解法を辿り着くまでのスピードも格段に向上するのです。

 

まとめ

簿記というのは、「仕訳作業」がメインになりますので、まずそこの概念で躓いてしまう人が多いことでしょう。

独学は先生に教わることはまずありませんので、自分がどういった部分が理解できないのか、自分で解決する以外に方法はありません。

簿記を理解できなくて、挫折してしまいそうと諦めてしまう前に一度「簿記に向いている7つの特徴」をチェックしてみてください。

この7つの項目のうち、1つでも当てはまらないものがあれば、ただひたすらその部分を強化していくのが唯一の解決方法となるのです。

実際に簿記2級の独学で、理解できずに挫折しそうだった私自身が導き出した1つの解法なので、間違いはないはずです。

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