スタディング簿記講座で簿記2級に合格できるか?評判や口コミとあわせてレビュー!
2020/04/19
スタディング簿記講座とは、いつでも、どこでも学習でき、継続しやすいのがメリットとなるWEB完結型のオンライン講座です。
簿記2級の出題範囲は、平成28年から平成30年の期間にかけて、段階的に出題論点が追加されていくことが決定していて、これから簿記2級の試験を受験される方にとっては、難易度が上がり大変厳しい受験となることが予想されます。
そこで、日頃何かと忙しい社会人が今後、簿記2級を限られた学習時間で一発合格させる方法として「独学+オンライン講座」という学習方式が確立できないか考えました。
今回はこの「スタディング簿記講座」の無料講座を利用してみてどれほどの効果が期待できるのか、評判や口コミなどとあわせてレビューしていきます!
スタディング簿記講座(無料講座)の概略
スタディング 簿記講座
はメールアドレスさえあれば、誰でも簡単に登録でき無料講座を受講することができます。
今回は3級/2級 初回講座と短期合格ガイダンスを受講してみます。
【2級基本講座】
短期合格ガイダンス
基本講座 商業簿記
【2級通勤問題集】
商業1 商業簿記の基礎知識
短期合格ガイダンス
ビデオ講座で視覚化することによって、より分かりやすい講座内容となっています。
今回視聴したのは、ガイダンス内容なので重要な学習内容というよりかは、合格までのおおまかな全体像を講師の須合先生が説明されていました。
音声講座というのも用意されており、映像が見られない状況下にある場合は、音声のみでの学習も可能となっています。
また、音声講座は一括でデータダウンロードできますので、スマホやタブレットに保存しておけば、通信料金を気にせず持ち運びが可能です。
WEBテキスト
WEBテキストの項目もざっと見てみましょう。
1 簿記検定に絶対合格する10の習慣
(1) 合格後を鮮明に描く(一番大切!)
(2) 全体像をつかむ
(3) こまかいことは後回し
(4) 簿記の特性を知る
(5) 「なんのための◯◯か」を理解する
(6) 「なんでそうなるの?」に納得する
(7) 効果的な覚え方を行う
(8) しっかり睡眠をとる
(9) 人に教える
(10) 習慣化
2 日商簿記2級 最短・最速・「絶対合格」への道
(1) 2級の試験概要
(2) 2級の問題構成
(3) 合格率
(4) 標準総学習時間
(5) 攻略法
初学者でも分かりやすいように、かなり基本的な部分を抑えている印象です。
「合格後を鮮明に描く」や「全体像をつかむ」などは、私の過去の記事でも取り上げている内容ですので、やはり学習の基礎となる重要な部分であるということが受け取れます。
<参考記事>
・簿記2級を独学で一発合格する上で重要なマインドセット
問題を解く
スタディング簿記講座には簿記検定の各科目に対する問題が設けられており、進捗具合なども視覚化されています。
問題には、【練習モード】と【本番モード】があります。
本番モードになると、制限時間が設けられ、回答一覧表示もされて本番さながらの緊張感を持って学習を進められます。
さらに【復習モード】を使うと、前回間違えた設問や重要設問としてチェックを入れた箇所をピンポイントで抽出することも可能です。
学習を進めていく上で重要な進捗管理も、このようにコース学習状況としてメーターで表示されますので、とても見やすいです。
スタディング簿記講座の料金
さて、一番気になるのはやはり「利用料金」の部分かと思います。
2020年4月の時点での支払い方法は、一括と分割払いの2種類となっています。
ご参考までに各講座の料金は以下の内容となっています。
【簿記3級・2級セットコース】
一括/19,980円(税抜き)
分割例/1,980円(12回から)
【簿記2級合格コース】
一括/17,980円(税抜き)
分割例/1,782円(12回から)
【簿記3級合格コース】
一括/3,480円(税抜き)
ちなみに、比較対象として資格取得講座王道の大原とユーキャンの価格と比べてみると...
【大原 簿記2級合格フルセット】
WEB通信 66,000円
【ユーキャン 簿記2級講座】
49,000円
こうして他社の通信講座と見比べてみると、俄然受講料が安いことが理解できます。
スタディング簿記講座のコストパフォーマンスには圧巻させられます。
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スタディング簿記講座の評判・口コミ
ここでは、実際にスタディング簿記講座を受講して試験に合格した人たちの生の声をまとめてみました。
「テキストだと読み取りきれない部分が動画だとわかりやすく解説いただけていたりするので、スタディングを選んでよかったなと思っています。」
「たった3か月で合格できたのはスタディングで効率よく学習できたから。」
「1年目3級合格、2年目2級合格ができました。」
「日常の隙間時間と週末のまとまった勉強時間をうまく使うことで、効率よく勉強して合格することができたので、とても嬉しいです。」
「ノート機能と、倍速機能のおかげで、勉強の生産性が爆発的に向上」
「何事も長続きしない意志の弱い自分でも、仕事の休憩時間を使ってコツコツ進めることができました。」
「92点もとれて文句無しの合格でした。」
「電車での通勤時間に、Web講義とスマート問題集を活用していました。
Web講義を1週見終わって市販のテキストに戻ったのですが、以前と違い、書いてある内容が理解できる。前へ進めている充実感に感動しました。」
スタディング簿記講座を受講されたみなさん忙しい中でも上手くスキマ時間を活用してスタディングのメリットを最大限に引き出された結果だと思います。
スタディング簿記講座の通信料
スタディング簿記講座の学習方法は、基本的に講義内容を動画配信で行っていますので、当然通信料がかかってくるわけです。
自宅のWiFiに接続していれば、月額のインターネット回線料金だけで事足りますが、スタディングは、通勤途中のスキマ時間を活用して、電車やバス車内で動画視聴するのがベターな使い方です。
試しに、私が電車で通勤途中に動画閲覧した際の、スマホの消費データをとってみましたのでご参考ください。
基本講座のトップにある商業簿記の基礎知識「01帳簿への記録1」を視聴したときの消費量です。
約23分ほどの動画視聴で、483,549kbの通信量です。
およそ0.5GBです。
単純計算で、平日の通勤往復時間で月額換算すると
0.5GB×2(往復分)×20日間=20GB
ざっくりとした算出ですが、月に20GBの通信量となるので、利用前に一度ご自身で契約している各キャリアのプランを確認したほうが良さそうです。
ちなみに私は、AUで月額1000円で20GBプランなのでちょうどですね。
スタディング簿記講座に向いている人・向いていない人
スタディング簿記講座に向いている人・向いていない人を一番分かりやすく分別するのであれば
「子供の頃、進研ゼミを最後までやり切れたか?」
という点です。
進研ゼミは誰もが知っている通信学習講座で、毎月自宅に送られてくる教材をもとに課題をこなし、赤ペン先生にチェックをしてもらうというシステムです。
私も小学生の頃、魅力的な広告に感化されて自らやりたいと親に申し出て、進研ゼミをやっていましたが、案の定やり始めて3ヶ月を経過した頃には、課題の提出どころか教材の開封もせず、外へ出て友達と遊びまくっていました。
スタディング簿記講座はあくまでも通信学習なので、進研ゼミと同類の学習システムです。
塾や予備校のように、直接講師に質問を投げかけることはできないので、いわば半分独学のようなもので最終的には自己完結させなければなりません。
簿記2級の合格に向けた学習スケジュールを自己管理し、確実に実践できる人であれば、スタディング簿記講座に申し込む価値はあると思います。
逆に、何かの講座や教材を購入しただけで自分に満足してしまい、買っただけで「もう合格した」気になってしまう人はやめておいたほうがよいでしょう。
スタディング簿記講座のメリット・デメリット
それでは、今までの経緯をもとにスタディング簿記講座のメリット、デメリットをまとめてみましょう。
【メリット】
・資格予備校や他の通信講座よりも断然受講料が安い
・スキマ時間を活用して動画・音声で受講できる
・学習スケジュールが明確で進捗管理もできる
【デメリット】
・本当に分からない部分を直接講師に聴くことができない
・動画配信なので大量のデータ通信量がかかる
・自己管理能力のない人には宝の持ち腐れ
まとめ
簿記2級だけでなく、難関資格をサラリーマンが働きながら取得するのは、とても大変なことです。
仕事と同様にしっかりとそのプロジェクトの進捗管理(自己学習管理)ができなければ試験合格への道は閉ざされてしまいます。
働きながら勉強を継続するのは、なかなかできることではなく、家族の協力や自身の強い意志が必要となります。
もともと独学で簿記2級の試験合格を目指している人であれば、このスタディング簿記講座を活用することで簿記検定1発合格への道へより近づけるのではないかと思います。